歯周病治療と予防は患者さま・専門担当医・
歯科衛生士の協同作業
歯周病の原因となるプラークは、ブラッシングで落とし切ることはとても困難です。また、歯周病は自覚症状もないことから、知らない間に症状を悪化させてしまうことが少なくありません。そのため、歯周病は患者さま・歯科医師・歯科衛生士が協力しあって、治療・ケアをすることが大切です。
虎ノ門の歯医者「虎ノ門ヒルズ駅前歯科」では、歯周病について専門医療機関で学び、専門的な知識を有する歯周病専門担当医と歯科衛生士がチームとなって治療・メインテナンスにあたります。セルフケアとプロフェッショナルケアを両立させ、患者さまの歯を守ります。
また、当院には日本歯周学会認定の歯周病治療専門医が在籍しており、本院である神田橋デンタルオフィスで行われている歯周病治療をご提供しております。
歯周病について
「口腔の健康と全身の健康」は深く関係しており、科学的にも実証されています。また、歯周病はあらゆる全身の病気を引き起こすだけでなく、病気を悪化させることも解明されつつあります。お口の中に発生した「悪玉微生物」や、歯周病の炎症で発生した成分が唾液や血液と共に全身の臓器に運ばれ、心臓病や脳卒中、肺炎などの病気を引き起こす場合があります。他にも、糖尿病のコントロールに悪影響を与えたり、早産や低体重時出産の原因となる可能性もあります。最近話題となっている認知症や骨粗鬆症、癌と歯周病の関係についての研究報告も多くあります。
歯周病の主な原因は、「バイオフィルム(細菌の塊)」です。人の口腔内には500種類以上にも及ぶ細菌が生息していますが、これらの細菌の中の複数の悪玉菌が歯周病の発症・進行に大きく関わっています。ただし、歯周病の発症・進行には細菌だけが影響を与えているわけではなく、他の因子も影響していることが分かってきています。これらの因子のことを、「リスク因子」と言います。
歯周病の治療は、あらゆるリスク因子を考慮した治療計画を立てる必要があります。当院では診療コンセプトに、「口腔を最大限健康にする為に必要な最低限の治療(非外科的治療)を行うこと」を掲げています。可能な限り、患者さまの身体に負担が少ない治療法をご提案いたしますが、症例次第では外科的治療が必要な場合があります。
歯周病に関するご不明点は、お気軽にご相談ください。当院の主治医や歯周病の学会認定歯科衛生士が丁寧にお答えいたします。