インプラント治療とは
インプラント治療とは、虫歯や歯周病などにより失われてしまった歯の代わりに人工歯根(インプラント)を埋め込み、人工歯を装着する治療法です。インプラントは入れ歯と異なり、顎の骨に埋め込みしっかり固定されるため、天然歯と同等に「しっかり噛める」機能性を再現できるのが特長です。
また、人工歯は天然歯に近い色合い・艶と高い耐久性を持つセラミックを用いるので、審美性・機能性を両立させることができます。
インプラント治療のメリット
- 自分の歯のようにしっかりと噛める機能性
- 自然で美しい見た目
- 健康な歯を削る必要がない
- 入れ歯と比較すると異物感や違和感がない
- 定期的なメインテナンスを行えば半永久的に使用することができる
インプラント治療のデメリット
- 準備期間を含め治療期間が長くなりやすい
- 外科手術が必要となる
- 自費診療でありインプラント、人工歯ともに精密な設計が必要となるため費用が高額になる
- 顎の骨の状態によってはインプラントができない場合がある
当院のインプラント治療における特長
外科・補綴・歯周病・麻酔の各専門担当医がチームとなり診療を行います
インプラント治療は外科手術が必要となります。そのため、患者さまの身体になるべく負担をかけず精度の高い治療を行うためには、専門的な知識と高い技術が必要とされます。また、長く使い続けるためにはメインテナンスが必要です。
虎ノ門の歯医者「虎ノ門ヒルズ駅前歯科」では、外科(埋入手術)、麻酔(埋入手術の際の鎮静麻酔)、補綴(上部構造)、歯周病(メインテナンス)の4分野がチームを組み、治療計画・施術・メインテナンスを行っています。もちろん担当するのは、それぞれの分野を学び専門知識を持ったプロフェッショナルです。各分野の視点から意見を出し合い、患者さまにとって最適なインプラント治療をご提供します。
最新デジタル機器を用いた正確な診査・診断
インプラント治療の精密性・安全性を高めるには、正確な診査・診断が大切です。特に、顎骨には血管や神経が多くあるため手術前に確実に把握しなければなりません。
当院では、歯科用CTを用いて患者さまの顎の骨を3Dで視覚化し、正確に把握します。さらに口腔内スキャナーを用いてデータを採取し、インプラント専用のシミュレーションソフトにより事前に埋入シミュレーションを行います。
最新のデジタル機器を用いることで、解剖学的・機能的にも理想とされる位置へ安全にインプラント埋入できるようになります。
リスク低減のため術前の口腔内の細菌検査を実施
歯周病に罹患している場合、そのままインプラント治療をしてしまうと「インプラント周囲炎」という歯周病と同じ病気にかかりやすくなります。放置すると歯周病と同じく、埋入したインプラントが抜けてしまうリスクがあります。
当院では、インプラント治療前に必要に応じて細菌検査などを行います。お口の細菌の種類、量を調べることでインプラント周囲炎を始めとしたリスクを最小限に抑えることができ、治療後のメインテナンスにも役立ちます。
インプラント治療の流れ
※表は左右にスクロールして確認することができます。
流れ
- STEP01:初診
- STEP02:医療面接と診察
- STEP03:各種検査
- STEP04:診断と治療計画の立案
- STEP05:インフォームド・コンセント
- STEP06:インプラント体埋入手術(一次手術)
- STEP07:二次手術
- STEP08:暫間上部構造装着
- STEP09:印象・咬合採得
- STEP10:最終上部構造装着
- STEP11:咬合調整
- STEP12:メインテナンス
担当
- 担当医
- 認定歯科衛生士
- 担当医
- 口腔外科専門担当医
- 補綴治療専門担当医
- 歯周病治療専門担当医
- 認定歯科衛生士
- 担当医
- 口腔外科専門担当医
- 補綴治療専門担当医
- 歯周病治療専門担当医
- 必要であれば歯科麻酔
専門担当医
- 担当医
- 補綴治療専門担当医
- 担当医
- 補綴治療専門担当医
- 歯周病治療専門担当医
- 認定歯科衛生士
顎の骨が足りない方もインプラント治療が可能
インプラント治療では顎の骨に人工歯根を埋め込むため、骨の厚み・高さがない場合は治療を行えません。しかし当院では、必要に応じて骨再生療法や骨造成を行い、インプラント治療ができるレベルにまで骨の状態を整えてから手術を行うことが可能です。
また、抜歯から時間が経ってしまうと骨が吸収されてしまいます。当院では骨吸収を未然に防ぐために、骨補填材の補填やソケットプリザベーションによる歯槽骨の温存処置にも対応しています。他院にて「顎の状態が悪くインプラント治療を断られた」という方もぜひご相談ください。