ブログ

TRANOMON HILLS Station
Front Dental Clinic

親知らずの抜歯は痛い?抜歯手順や痛みが続くときの対処法

こんにちは。東京都港区「虎ノ門ヒルズ駅」より徒歩1分にある歯医者「虎ノ門ヒルズ駅前歯科」です。

抜歯イメージ

歯科医院を受診したときに、親知らずの抜歯をすすめられた経験がある方がいるのではないでしょうか。親知らずの生え方によっては抜歯をしたほうがいいケースがあります。

「親知らずを抜歯するときに痛みはあるの?」「親知らずを抜歯してから痛みが続いているけれど、これって大丈夫なの?」と不安に思う方は多いでしょう。

今回は、親知らずの抜歯は痛いのか解説します。親知らずの抜歯の手順や痛みが続くときの対処法についても解説しますので、親知らずの抜歯を検討されている方や親知らずの抜歯を控えている方は、ぜひ参考にしてください。

親知らずとは

歯のレントゲン写真

親知らずとは、永久歯のなかで最もうしろに位置している歯のことで、前歯から数えて8番目の位置にあたります。

親知らずが生えてくるタイミングは10代後半ごろから20代前半までが多いといわれていますが、30代や40代で生えてくる方もいます。

親知らずの生え方はさまざま

鏡で口の中を確認してみると「私は親知らずが生えていないけど大丈夫?」と不安になった方もいるかもしれません。実は、親知らずはほかの歯と違い、生えてこないこともあります。

親知らずが生えてこない理由は2つあり、そもそも親知らずが存在していないケースと、親知らずが存在しているけれど歯茎の中に埋まっているケースがあります。

そのため、親知らずが4本全て揃っている人もいれば、全く生えてこない方、2本だけ生えている方など、人によってさまざまです。

親知らずは抜いたほうがいいと思っている方もいるかもしれませんが、親知らずがほかの歯と同じようにまっすぐ綺麗に生えている場合は無理に抜く必要はなく、そのまま残しておいても大丈夫と判断されることが多いでしょう。

しかし、親知らずの生え方によっては抜歯したほうがいいケースもあります。

抜歯したほうがいい親知らずの特徴

抜歯したほうがいい親知らずは、以下のとおりです。

  • 斜めに生えている
  • 一部だけ生えている
  • 虫歯や歯周病になっている
  • 噛み合わせに問題がある
  • 歯並びに影響を与える恐れがある

親知らずはまっすぐ綺麗に生えることは少なく、斜めに生えていたり、歯茎から一部だけ出ていたりするケースが多いです。このタイプの親知らずは、汚れが溜まりやすいため、虫歯や歯周病になるリスクが高まります。

セルフケアが難しく、虫歯が再発する可能性が高いので、抜歯をすすめられることが多いでしょう。

また、斜めや横向きに生えている親知らずは隣の歯を押して歯並びを乱す恐れがあります。そのため、歯列矯正を検討中の方や、実際に親知らずが歯並びに影響を与えている場合は、抜歯をしたほうがいいと判断されることがあります。

親知らずが歯茎の中でどのような生え方をしているのか、歯並びに影響を与える可能性があるのかは、レントゲン撮影をしなければわかりません。ご自身の親知らずは抜歯したほうがいいのか気になるという方は、歯科医院で相談しましょう。

親知らずの抜歯は痛い?

親知らずを抜歯している医師

親知らずを抜歯するときに、痛みがあるのか気になる方は多いでしょう。抜歯は麻酔をして行うため、痛みを感じることはほとんどありません。痛みを感じやすいタイミングは、歯茎に注射針を刺して麻酔をするときや、抜歯後に麻酔が切れたときでしょう。

ただし、抜歯後は歯科医院から痛み止めを処方されることが多いので、過度に心配する必要はありません。痛みがあるときに歯科医院から処方された痛み止めを服用することで痛みを和らげることができるでしょう。

親知らずの抜歯手順

親知らずの抜歯後の痛みについて相談している患者

親知らずの抜歯はどのような流れで行われるのでしょうか。ここでは、親知らずの抜歯の手順について解説します。

診察・レントゲン撮影

親知らずを抜歯する前には、レントゲン撮影をして親知らずの生え方や根っこの状態を確認します。親知らずを抜歯するときには麻酔をするため、事前に服用中の薬や持病があるかなどの確認も行います。

親知らずは受診した日に抜歯できることもありますが、親知らずに強い痛みや炎症があるとき、また難易度が高いときには、すぐに抜歯できないケースもあります。

麻酔

抜歯の際には基本的に2種類の麻酔を使用します。まずは、塗るタイプの表面麻酔で注射の麻酔の痛みを軽減させます。少し時間をおいたら歯茎に注射針を刺して麻酔をし、感覚がなくなるのを待ちます。

親知らずの抜歯

麻酔によって親知らず周りの感覚がなくなったことを確認できたら、親知らずを抜歯します。まっすぐ生えていない親知らずの場合は、歯茎を切開し、顎の骨から剥がしたり削ったりなどして抜歯します。

簡単な抜歯であれば数分程度で終了します。親知らずが大きかったり複雑な生え方をしたりしている場合には15分〜30分程度かかることもあるでしょう。

傷口の縫合(必要に応じて)

歯茎を切開して抜歯をした場合は、切り開いた歯茎を縫合します。

止血

止血のためにガーゼを15分程度噛んで患部を圧迫します。血が止まったことが確認できたら、注意事項を確認し、ご帰宅いただけます。出血が止まらない場合は、ご自宅でもしばらくガーゼを噛んで止血する場合もあります。

傷の消毒

抜歯後、患部を消毒するために通院が必要となることがあります。消毒を行い、異常が起こっていないかの確認をします。

抜糸(必要に応じて)

縫合した場合は、抜歯から1週間程度経ったら再度歯科医院を受診して抜糸を行います。

親知らずを抜歯したあと痛みはどのくらい続く?

親知らずを抜歯したあと痛みはどのくらい続くかイメージ

一般的に、親知らずの抜歯後の痛みは1〜3日程度でおさまることが多いでしょう。

ただし、歯茎を切開した場合や骨を削った場合には、1週間〜2週間程度痛みが続くケースもあります。

抜歯後に痛みが治まらないときの対処法

親知らずの抜歯について説明している医師

親知らずを抜いたあとに痛みが治まらないときは、歯科医院から処方された痛み止めを服用して様子を見るようにします。それでも痛みが治まらないときには、以下の点に注意しましょう。

食事内容に気をつける

抜歯後に痛みがあるときは、食事内容に気をつけることで、ある程度の痛みを抑えることができます。刺激となるような硬い食べ物や辛い食べ物は痛みの原因になるため、おかゆやスープ、ゼリーなどの柔らかい食べ物を選びましょう。

血行が良くなる行動は避ける

血行が良くなると、血が止まりにくくなったり痛みが増したりする可能性があります。そのため、抜歯後に痛みがあるときは、血行が良くなる行動は避けましょう。長時間の入浴や激しい運動、飲酒は控えてください。

長期間痛みが続くときは歯科医師に相談する

親知らずの抜歯後は1〜3日程度、長くても2週間程度は痛みがでることが予想されます。痛みが出ることは自然なことではありますが、あまりにも長く痛みが続く場合は細菌感染などを起こしている可能性があるため、歯科医師に相談してください。

まとめ

親知らずを抜歯した患者

今回は、親知らずを抜歯するときの痛みについて解説しました。

親知らずの生え方や状態によっては抜歯が必要になることがあります。抜歯と聞くと痛みが気になる方が多いかもしれませんが、抜歯時は痛みが出ないように麻酔を行います。

また、抜歯後には歯科医院から痛み止めが処方されるケースが多いため、過度に心配する必要はないでしょう。

親知らずを抜歯したあとの痛みは1〜3日程度続く場合が多いです。歯茎を切開したり、骨を削ったりして抜歯をしたときは1週間〜2週間程度痛みが続くことも考えられます。

親知らずを抜いたあとに痛みが長く続くときには、細菌感染などのトラブルが起こっている可能性があるため、歯科医師に相談しましょう。

親知らずの抜歯を検討されている方は、東京都港区「虎ノ門ヒルズ駅」より徒歩1分にある歯医者「虎ノ門ヒルズ駅前歯科」にお気軽にご相談ください。

当院は、妥協なき歯科医療を目指して幅広い治療に対応しています。虫歯・歯周病治療や精密根管治療、生体親和性、インプラント、矯正治療など、さまざまな診療を行っています。

ホームページはこちらWEB診療予約も受け付けておりますのでぜひご覧ください。

 虎ノ門の歯医者
「虎ノ門ヒルズ駅前歯科」

〒105-0001
東京都港区虎ノ門1-21-19 東急虎ノ
門ビル1F
Tel:03-3500-3630

診療時間 月  10:00~18:30
火  10:00~19:30
水  10:00~19:30
木  10:00~18:30
金  10:00~18:30
土  10:00~13:00/14:00~17:00 ※不定期
休  診 日曜・祝日