歯医者のホワイトニングの費用は?なぜ高い?費用対効果を高める方法も入稿チェック待ち
こんにちは。東京都港区「虎ノ門ヒルズ駅」より徒歩1分にある歯医者「虎ノ門ヒルズ駅前歯科」です。
白く美しい歯は、清潔感や自信を高める重要な要素です。そのため、ホワイトニングをして歯を白くしたいと考える方は多いでしょう。では、歯医者のホワイトニングの費用はどれくらいなのでしょうか。
この記事では、歯医者のホワイトニングの費用や高額な理由について詳しく解説します。費用対効果を高める具体的な方法もご紹介しますので、ホワイトニングを検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
歯医者のホワイトニングの特徴
ホワイトニングとは、歯に専用の薬剤を塗布し、歯を削らずに白くする施術のことです。ホワイトニングはサロンでも行うことができますが、歯医者では過酸化水素や過酸化尿素などが含まれた薬剤を使用して、歯の内部から白くしていきます。
歯医者で行うホワイトニングには、以下のようにいくつか種類があります。それぞれ施術方法や効果が持続する期間などが異なりますので、よく理解しておきましょう。
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングは、歯科医院で行うホワイトニングです。すべての工程を歯科医師や歯科衛生士が行うため、安心して施術が受けられます。有資格者しか取り扱うことができない高濃度の薬剤を使用するため、早く効果を実感できるのが特徴です。
なかには、たった1回の施術で目に見える効果を得られる方もいます。そのため、結婚式や特別なイベントまでに歯を白くしたいと考えている方に選ばれる傾向があります。
一方で、白さが持続する期間が短いという点はデメリットといえるでしょう。また、オフィスホワイトニングで白くできるのは前から4〜5番目までの歯で、奥歯は白くできない場合が多いです。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングは、歯科医院で作製したマウスピースを使用して、自宅で行うホワイトニング方法です。専用の薬剤を注入したマウスピースを、1日2時間程度装着することで、少しずつ歯を白くしていきます。効果を実感できるまで2週間〜1か月程度かかるでしょう。
低濃度の薬剤を使用し、じっくり歯に浸透させるため、オフィスホワイトニングに比べて白さが長持ちするのが大きな魅力です。また、施術のために歯科医院に通う必要がありません。仕事などで忙しい方にとって、自分のペースで進められる点はメリットといえるでしょう。
デュアルホワイトニング
デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせた方法です。オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用するため、即効性と持続力を兼ね備えています。
短期間で理想的な白さと自然な透明感を得たいという方に選ばれています。
歯医者のホワイトニングの費用
歯医者のホワイトニングは保険が適用されません。歯科治療において保険が適用されるのは、歯の機能を回復させるための最低限の治療に限られます。ホワイトニングは、歯を美しくする審美目的の治療に該当するため、保険が適用されないのです。
そのため、全額自己負担となり、費用は高額になります。ホワイトニングを検討する際には、費用相場をあらかじめ確認しておく必要があります。ここでは、ホワイトニングの費用について解説します。
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングの費用は、1回あたり2万円〜7万円程度が相場です。これに加えて、歯のクリーニング代やコーティング代、虫歯や歯周病の治療費などが追加で発生する場合があります。
一方で、これらの費用がホワイトニングの総額に含まれているケースもあるため、事前に歯科医院で確認することが大切です。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングの費用は、2万5,000円〜5万円程度が目安です。内訳は、マウスピースの作製費用が1万5,000円〜4万円程度、1週間分の薬剤が1万円程度です。
効果が現れるまでには時間がかかるものの、白さを長期間キープできる点がホームホワイトニングの魅力です。
また、ホワイトニングのために作製したマウスピースは繰り返し使用できるため、色戻りが起こっても、薬剤を追加購入すれば再度ホワイトニングが可能です。そのため、コストパフォーマンスにも優れています。
デュアルホワイトニング
デュアルホワイトニングの費用は、5万円〜8万円程度が相場です。オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用する方法のため、他のホワイトニングと比べてやや高額になる傾向があります。
しかし、その効果は非常に高く、1〜2年程度白さをキープできる場合もあります。
歯医者のホワイトニングの費用が高い理由
歯医者のホワイトニングは、下記のような理由から高額になる傾向にあります。
自由診療だから
上述のとおり、歯科医院で行うホワイトニングは、どれも保険が適用されません。これは、ホワイトニングが歯の見た目を改善するのが目的の審美治療に該当するためです。
健康保険は、治療や病気の改善を目的とした医療行為にのみ適用されるため、審美目的のホワイトニングは自由診療となります。
高濃度の薬剤を使用するから
オフィスホワイトニングでは、高濃度の薬剤を使用して歯を漂白します。これにより、ホームホワイトニングよりも短期間で効果を実感できるのです。
しかし、高濃度の薬剤を安全かつ効果的に使用するためには、専門的な知識と慎重な取り扱いが必要です。また、患者様のお口の状態に合わせて個別に対応するため、安全管理や専門的な手間が費用に反映されています。
効果の現れるスピードに個人差があるから
ホワイトニングの効果は、歯の質や使用する薬剤の種類、患者様が希望する白さの度合いによって異なります。
オフィスホワイトニングの場合は、1回の施術で効果を感じられる方もいれば、複数回の施術が必要な方もいます。当然ながら、施術回数が増えるほど費用は高額になります。
また、白さを長期間キープするためには、定期的にホワイトニングを受ける必要があり、これも追加の費用として考慮しなければいけません。
歯医者のホワイトニングの費用対効果を高める方法
最後に、費用が高額な歯医者のホワイトニングの効果を高める方法を解説します。
食事をしたら歯を磨く
ホワイトニング後の歯の白さを保つためには、食後しっかりと歯磨きをする必要があります。食べ物のカスや汚れが歯の表面や隙間に残っていると、色素が沈着して歯が黄ばむ原因になります。
特に、ホームホワイトニングを行う場合、汚れが残ったままだと薬剤が歯に均等に浸透せず、ムラになる可能性があります。そのため、ホームホワイトニングの前には歯をしっかり磨くことが重要です。
また、歯磨き粉の選び方にも注意しなければいけません。研磨剤が含まれている歯磨き粉を使用すると歯の表面を傷つけ、色素が沈着する可能性があります。そのため、ホワイトニング後は研磨剤不使用の歯磨き粉を使用しましょう。
喫煙を控える
タバコを吸うと粘着性のあるタールが歯の表面に付着する可能性があります。これによって、歯が黄ばむことがあるのです。さらに、タバコは歯周病のリスクを高めるため、歯や歯茎の健康にも悪影響を及ぼします。
歯の白さを保つだけでなく、お口の中を健康な状態に保つためにも、禁煙を検討しましょう。
定期的に歯のクリーニングを受ける
毎日丁寧に歯を磨いても、歯ブラシが届かない部分や歯が重なっている部分には汚れが残りやすいです。この汚れが、着色の原因となります。
ホワイトニング効果をより高めるためには、歯科医院で定期的に歯のクリーニングを受けることが大切です。歯科医院で歯のクリーニングを受けることで、歯の表面がツルツルになり、汚れがつきにくくなるため、美しい白さを長く保てるでしょう。
着色しやすい飲食物を控える
ホワイトニングの効果を長持ちさせるためには、施術直後に着色しやすい飲食物を控えることも大切です。以下のような食べ物や飲み物は特に注意してください。
- 食べ物: カレー・ケチャップ・ソースなど
- 飲み物: コーヒー・お茶・赤ワインなど
また、酸性の飲食物(レモンやマスタードなど)を口にすると、歯のエナメル質を溶かす脱灰が起こり、着色を促進する可能性があります。こうした食品を口にしたあとは、すぐに歯磨きやうがいをして、口内を清潔に保ちましょう。
食べる前に水を飲む習慣をつける
お口の中が乾燥すると、着色しやすい状態になります。特に、口呼吸の癖がある方は着色しやすいため、食事前に水を飲んでお口の中を潤しましょう。
さらに、加齢によって唾液の分泌量が減る場合があります。唾液には洗浄作用があるため、分泌量が少ない場合は唾液腺をマッサージしたりガムを噛んだりして、唾液の分泌を促してください。
まとめ
歯医者で行うホワイトニングは、高額な費用がかかる一方で、確かな効果が期待できるのが大きな魅力です。
ただし、その効果を最大限に引き出し、長く維持するためには、日頃から着色を防ぐ対策が欠かせません。ホワイトニング後は、カレーやコーヒーといった着色しやすい飲食物をできるだけ控えましょう。喫煙を控えることも重要です。
ホワイトニング後も適切なケアを続ければ、より長く歯の白さをキープできます。白くて美しい歯を維持することで、口元に自信が持て、人との会話も楽しくなるでしょう。
ホワイトニングを検討されている方は、東京都港区「虎ノ門ヒルズ駅」より徒歩1分にある歯医者「虎ノ門ヒルズ駅前歯科」にお気軽にご相談ください。
当院は、妥協なき歯科医療を目指して幅広い治療に対応しています。虫歯・歯周病治療や精密根管治療、生体親和性、インプラント、矯正治療など、さまざまな診療を行っています。